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  • 執筆者の写真天野 早人

あばれ神輿

宮田村風景

2013年7月20日19時25分18秒

宮田祇園祭の宵祭から一夜が明けました。宮田村の中心市街地は、いつもの静けさを取り戻しています。昨晩は前へ進むのが困難なほどの人出でした。この祭は、スサノオノミコトとホノカグツチノカミを祀る津島神社の祭で、江戸時代から続く奇祭として知られています。

クライマックスは、御神体を抜いた神輿を神社の石段から幾度も落とす「あばれ神輿(あばれみこし、暴れ神輿)」。今年、神輿の製作を担当した棟梁のお話では、40分程度で壊れるようにつくらなければならないそうです。なかなか屋根が壊れませんでしたが、ほぼ時間の範囲内で無事に破壊され、取り囲む人々に神輿の破片が配られました。昔から、この破片を屋根にあげておくと、1年間ハッピーに過ごせると言われています。


宮田村町二区(津島神社前)

宮田人
​天野早人

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