神輿の打ち壊し「宮田祇園祭宵祭」2019年7月20日(土)

祇園祭と駒ヶ岳は宮田村の夏の代名詞です。いよいよ今週末、2019年7月20日(土)に天下の奇祭、宮田祇園祭宵祭が挙行されます。宮田村の中心市街地の中央に位置する津島神社は、もともとは江戸時代に伊那街道宮田宿の南端に「天王社」として勧請された神社です。いつ勧請されたのか明確な裏付けはなされていませんが、祇園祭については現時点で天保7(1836)年の文献が発見されており、それよりも以前から行われていたものと考えられています。祭神は除疫の神「スサノオノミコト」と防火の神「カグツチノミコト」です。
祇園祭宵祭のクライマックスは、毎年新調されるヒノキ造りの200kgの神輿を真柱一本になるまで神社の石段から投げて打ち壊す「あばれ神輿」で、「天下の奇祭」として知られています。神輿の破片を持ち帰り、屋根にあげておくとご利益があると伝えられています。あばれ神輿の他にも、祇園囃子屋台、子供神輿、打ち上げ煙火、宮田太鼓などがあり、見どころ満載の伝統行事です。16時00分から23時00分までは、会場となる長野県道213号の北町交差点から河原町西交差点まで約700mが車両通行止めとなり、多くの露店でにぎわいます。なお、お車でのご来村の場合は、宮田村役場や宮田村民会館などの駐車場をご利用ください。
当日ご来村いただけない場合は、天下の奇祭をインターネット中継でお楽しみいただけます。インターネット中継は16時00分から23時00分まで、津島神社正面の特設中継センターから「YouTube Live」と「ニコニコ生放送」で行います。詳細は宮田村インターネット博物館ウェブサイトhttp://www.miyada.jp/をご参照ください。
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