宮田観光ホテルの所有権移転問題
- 天野 早人
- 2019年4月1日
- 読了時間: 1分
宮田村議会としての考えを宮田村長に申し入れ

本日2019年4月1日、宮田村議会の正副議長で村長室を訪問し、小田切村長及び新谷副村長に宮田観光ホテルの所有権移転問題に関する申し入れを行いました。2019年1月10日付けで、宮田村の所有地上にある宮田観光ホテルが、公正証書契約に反して村の同意を得ぬまま、所有権移転の登記をしたことに関するものです。
法令上は、議会の議決や同意等を必要とする案件ではありませんが、重要な問題であるとの認識から、2月26日には議会全員協議会において所有権の移転先である株式会社ワールドトラベルへの質疑を行い、3月12日には議会総務厚生委員会において所有権を移転させた株式会社SNAP倶楽部の参考人招致を行うなどして、その経過及び課題について調査を行ってきました。
そのことを踏まえて具体的には、(1)新たな公正証書の契約に当たっては、弁護士等の専門家と十分に協議し、法令が遵守されるよう最大限の手立てを講じるとともに、常に情報収集を行うこと、(2)未収納の租税について、すみやかに回収するように努めること、(3)村有財産に関わる契約業務について、適切な運用がなされているか、総点検を実施すること、を議会の総意として申し入れました。今後の動向を注視していまいりたいと思います。
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