本日、宮田村、駒ヶ根市、飯島町、中川村で構成する伊南行政組合議会の全員協議会において、「昭和伊南総合病院新病院建設基本計画案」が示されました。老朽化が著しい同病院は、今年8月、現在地より3.8kmほど南東方向、国道153号バイパスの辻沢信号機交差点東付近へ移転することを公表しています。
今回の計画案では、将来の患者数推計を踏まえて病床数を現在の239床から199床へ(40床減)、全室個室化を基本とする、診療科目は19科を継続(産婦人科は産科に変更)、敷地面積は約3万6,000㎡(現在より約1,500㎡増)、延床面積は約1万8,905㎡(現在より約2,795㎡減)、駐車場台数は約700台(現在より約100台増)で、概算事業費は166億9,000万円(解体費などはのぞく)、移転開院は2027年度を目標とする、などが示されました。年内にパブリックコメントがはじまる予定です。
昭和伊南総合病院が地域の基幹病院としての機能を十二分に発揮していけるよう、引き続き、議会の立場でもしっかりと検討を深めてまいります。
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