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  • 執筆者の写真天野 早人

宮田村議会議会運営委員会所管研修2019

更新日:2020年1月22日

京都府与謝野町議会と愛知県岩倉市議会で研修

2019年7月30日と31日の2日間、宮田村議会議会運営委員会の所管研修に参加しました。今回は、京都府与謝野町議会と愛知県岩倉市議会を訪問しましたが、宮田村議会の課題との共通点も少なくなく、多くの示唆を得ることができました。お忙しい中ご対応いただきました両議会の皆様に心から感謝を申し上げます。


初日に訪問した京都府与謝野町議会では、町民に信頼され存在感のある議会をめざした取り組みについて、研修させていただきました。与謝野町は京都府北部に位置し、人口21,533人、面積108.8k㎡の町で、丹後ちりめんの産地として知られています。与謝野町議会は2019年度の全国町村議会議長会特別表彰を受賞されています。今回は特に、議会懇談会、議員間討議、こども議会懇談会などを中心にご教授いただきました。特に、財政や公共事業など町政一般について毎月議員間討議をされていることや、議員が答弁者となる形で小学生対象のこども議会懇談会を開催されていることは、たいへん興味深いお話しでした。


そして本日は、愛知県岩倉市議会を訪問し、議会改革特別委員会と議会基本条例推進協議会の取り組みについて、研修させていただきました。岩倉市は愛知県の北西部に位置し、人口47,917人、面積10.47k㎡のコンパクトな都市で、名古屋市からも名鉄特急で10分程度の利便性がよいまちです。岩倉市議会は早稲田大学マニフェスト研究所の「議会改革度調査2018」の市ランキングで全国第2位に選ばれています。ちなみに、すでにご報告させていただいたとおり、わたくしどもの宮田村議会は同調査の村ランキングで全国第2位に選ばれています。本日は特に、市議会サポーター制度、議会報告会と意見交換会、議会基本条例の検証、災害発生時の活動などを中心にご教授いただくとともに、意見交換をさせていただきました。とりわけ、市議会サポーターの苦労話や、毎年全議員の参加により議会基本条例の検証をされていること、議会報告会と意見交換会で出された意見について議会の応答や執行機関の回答とあわせてまとめられていることは、たいへん参考になりました。


現在、宮田村議会では機能強化特別委員会を中心に、議会がその機能を十分に発揮するための取り組み、そして村議会と村民の皆様との距離を少しでも縮める取り組みを推進しているところです。今回の所管研修で得られた知見を活かし、その取り組みをスピードアップしてまいりたいと思います。

宮田人
​天野早人

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