本日2021年11月5日、宮田村議会では全員協議会と広報広聴会議を開催しました。前段の全員協議会では、議会と行政執行部の合同で、本日より導入したタブレット会議システムの操作研修を実施し、議員にタブレット(iPadPro12.9インチWi-Fiモデル)と付属品が貸与されました。4年間をとおして、議会だけで28万8千枚程度のペーパーレスを実現する予定です。また、スケジュールの共有やオンライン会議などでも活用していくことになります。今年12月議会定例会の本会議や委員会においては、従来のペーパーとタブレットを並行して使用しますが、その後はペーパーレスに移行する方向で調整を行っています。
宮田村議会では今から8年くらい前にもタブレットの研究をしたことがありましたが、当時はソフトもハードも求める水準にはとても達しておらず、先送りした経過があります。細かいことをいえば、まだ気になる点はいくつかあるのですが、十分に実用に耐えうるレベルには達したものと判断し、行政側とも調整しながら導入に踏み切りました。来週以降もタブレットの本格的な活用に向けた調整を行っていく予定です。
後段の広報広聴会議では、2年ぶりとなる区長会との懇談会を実施しました。ここのところ議会では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、村民の皆様との懇談の機会を縮小してきていましたが、先月末に「宮田村議会むらびと会議」を発足したことを皮切りに、再開することとしました。今回の区長会との懇談会では、「福祉避難所」と「廃棄物最終処分場問題」について情報交換を行いました。
「福祉避難所」は、災害発生時に介護を必要としている方などが利用できる避難所のことなのですが、11地区の現状と課題をお聞きする中で、村行政と地区との情報共有や役割分担に大きな課題があることがわかりました。議会としても所管委員会を中心に、福祉避難所の課題について、調査研究をしていく必要があると感じました。また、大久保地区で民間業者が計画している放射性物質を含む「廃棄物最終処分場問題」では、現状と課題を共有し、引き続き、連携して対応していくことが確認されました。お忙しいところ時間を設定していただいた区長の皆様方に心から感謝を申し上げます。
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