宮田人|中央アルプス駒ヶ岳のまち長野県宮田村:宮田村議会議員:天野早人

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  • 天野 早人

むらづくりの方向性と現状の施策のありよう(一般質問)

最終更新: 2月7日

2016年12月議会定例会一般質問の概要報告

2016年12月8日、宮田村議会定例会本会議において一般質問に立ちました。質問と答弁の要旨を報告します。


むらづくりの方向性と現状の施策のありよう


―拡大傾向にある観光系プロジェクト―


●質問[駒ヶ岳とその周辺において、アサギマダラ、レンゲツツジ、ジオパークなど、観光系のプロジェクトが拡大する傾向にあるが、どのようなむらづくりをめざしていくのか。]

○答弁(村長)[点をつなぎ合わせて線となり、面となることで観光振興、地域振興につながっていく。さらに宮田村を内外に発信することができ、交流人口の増加、知名度のアップ、最終的には定住人口増進の助けになる。現在、中央アルプスジオパーク構想が進められているが、駒ヶ岳を中心にこの地理の上に成り立つ中越遺跡、駒ヶ岳の伏流水を利用した飲料水を含めた諸産業等々に結びつけてジオパークの宮田村独自のストーリーをつくり発信していくことが大きなむらづくりの一助になると思っている。]


●質問[点をつくって線でつなげるとはいっても、いくつも同時多発的にいいものになるわけではない。どこに重点を置くのか。]

○答弁(村長)[駒ヶ岳を中心に、宮田高原また西山山麓の一帯を点・線・面で結べたらと思っている。]


●質問[現在の産業振興推進室の体制で、複数の事業を同時多発的に進めていくのは難しいのではないか。みらい創造課はあっちもこっちも関わるような事態になっている。推進体制を少し考えなおしてはどうか]

○答弁(村長)[当然、人間の能力と時間と、限界がある。大きな課題だと思っている。]


●質問[宮田村のジオパーク推進協議会はいつ立ち上がるのか。また、この中央アルプスのジオパーク推進協議会と、宮田村のジオパーク推進協議会の関係性を簡潔に説明いただきたい。]

○答弁(産業振興推進室長)[宮田が上伊那の中で埋もれることのないように宮田版のもの、それぞれ上伊那に提案した情報を使って、宮田として一つにまとめて発信していきたい。]


●質問[ジオパーク推進協議会の会議を一部の市町村で開くのではなく、関係市町村の持ち回りで開催するというような考えはないか。]

○答弁(産業振興推進室長)[一応基本は、駒ヶ根市が事務局ということなので、原則的にそこで開かれるが、それぞれの担当のところで開かれる可能性もあると思う。]


●質問[新聞報道にあったが、駒ヶ根市が中心になってしまうのではないかという懸念がある。中央アルプスジオパーク推進協議会で施設の整備、ガイドの養成などを進めるという報道もあったが、当然宮田村にも関連施設が設置されるという方向で動くと、一部の市町村に全て集中するようなことにはならないという認識でよいのか見解をお聞きしたい。]

○答弁(村長)[広域の観光とか全てそうだが、どうしても宮田村が埋没してはまずいということで、早く宮田村独自の推進協議会をつくってもらいたい。いろいろな振興につながるような組織を宮田村のジオパーク推進協議会には担っていただきたい。もちろん上伊那のジオパークとも連携をとるが、それは深く耕すことにはならない。宮田版の宮田村独自のものを売り出していきたい。]


●質問[遠くを旅するアサギマダラというのは、非常に私も魅力的な生きものである。ただ、その先にストーリーというものが描けているのか。住民が主体的になって、この活動に取り組んでいくことはすばらしいが、一方でベニヒカゲとかクモマベニヒカゲ、絶命が危惧されている宮田の特別シンボルのコマウスユキソウ・ヒメウスユキソウ、そういう貴重種とはどういうつき合っていくのかなど課題は多い。アサギマダラにずっと集中し、「フジバカマをどんどん植えましょう」、「土地を買いましょう」という話では、行政の施策として違和感を覚える。アサギマダラに関する部分、私は住民の皆さんの主体的な活動にお任せする中で、村としてサポートしていくというような姿勢でいくべきではないか。]

○答弁(村長)[軌道に乗るまでは行政というものはある程度の支援をしていかなければ、私はうまく離陸はできない。一定のところで離陸したら、やはり運営の組織を少しずつ移していくということがあるべき姿だと思う。担い手とかも育てる中で少しずつ村の負担を軽くしていきたい。コマウスユキソウも、また昨年サミットが花巻市であったが、非常にいい取り組みだった。非常に大事な絶命種そのものを保護していく姿勢はどうしても崩してならないし、このウスユキソウのサミットも村として考えていかなければいけない大きなテーマだと考えている。]


―創生総合戦略の進捗状況と優先度―


●質問[創生総合戦略の進捗状況と掲げられた取り組みの優先度についてお尋ねしたい。また、具体的な事業を形成していく過程と推進体制はどうあるべきだと考えるか。]

○答弁(村長)[各種プロジェクトで21事業98項目を揚げており、現在51項目に着手している。各セクションで細かく事業が展開されており、現在優先度は特別設定していない。また、この事業形成に当たって、各課にわたっているものは、みらい創造課が調整役としての事業展開を図っていくことになっている。推進体制は、まち・ひと・しごと創生総合戦略推進会議により評価をしていただき、各担当者はまた主体的にかかわって推進していくのが基本だと考えている。]


●質問[優先順位は設定していないということだが、まち・ひと・しごと創生総合戦略推進委員会については、これから新しく取り組む事業の具体的な中身についての議論はしていなくて、あくまで事業の検証ということが目的なのか、実態をお尋ねしたい。]

○答弁(みらい創造課長)[創生総合戦略推進会議には、二つの役割がある。総合戦略に掲げた指標が達成できる見込みであるのか、それを年度ごとに管理をしていただく評価。もう一点は、どうやってこの5年間で指標を達成するために事業化を具体的にしていくのか、そういう事業推進を決めていく役割が求められていると理解している。評価については年度単位で行い、国のほうにも報告していくことになる。この年度末を目途に推進会議を開催していただき、これまで足掛け2年の事業の評価をしていただき、実際に指標の設定が正しいのかどうなのかを含め、見直しも含めながら議論していただくことになろうかと思う。]


●質問[指標を達成するために何をするのかという細かい事業まで、そこで議論するということなのか。]

○答弁(みらい創造課長)[個別具体的な事業一つ一つをそこで議論していただくのではなく、大きくまとめた中での議論をしていただくとご理解いただきたい。]


―現村政の最重要課題何か―


●質問[村政が抱える様々な課題のうち、いま最も重視し、具体的な成果をあげたいと考えている施策は何か。]

○答弁(村長)[短期的には放射性廃棄物を含む最終処分場問題、中期的には伊駒アルプスロード問題、ロングスパンでは、人口減少問題に対する対応と捉えている。宮田村まち・ひと・しごと創生総合戦略を進めるためにも、廃棄物最終処分場建設は絶対に解決しなければいけない重要な事項である。]

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