
本日2024年8月9日午前中は、宮田村議会臨時会と全員協議会が開催されました。臨時会では、大久保区に計画されていた放射性物質を含む廃棄物最終処分場建設予定地の土地購入費について、7千万円(埋設物撤去費用分)を追加する議案等が可決されました。
この土地(11,658.22㎡)の購入に関わる費用は、支払い済みの2億3千万円(既存建造物撤去費用および土壌調査費用を含む土地購入費)と合わせ、計3億円となりました。今回の追加は、今年1月にこの土地取得にあたり、土壌汚染除去及び埋設物撤去が必要となった場合、7千万円を上限に上乗せするとしていたものです。計画業者より、有害物質(六価クロム)やコンクリートのがれき等の埋設物の撤去、法面形成費を含めて1億2,650万円(うち660万円は法面形成のための土地搬入費用として加算されていたもの)の追加費用が発生したとの報告があり、村が精査した算出額は適正と判断されたものですが、前述のとおり上限7千万円と決めていたことから、この額で決定されたものです。今後、村は企業誘致用地としての売却を検討しています。
2015年に計画が明らかになってから9年、議会や区長会を中心に全村的な組織「宮田の環境を守る会」を立ち上げ、専門家の先生方、県内外の多くの皆さまのご理解ご協力を賜りながら、学習会や啓発活動、署名活動等の反対運動に取り組んでまいりました。あたたかいご支援に心から感謝を申し上げます。なお、宮田の環境を守る会では、これまでの活動をまとめた記録集の製作を進めています。
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